こんにちは!
京都は祇園祭の前祭が無事に終わり、明日はいよいよ後祭の巡行が始まります。
注目は196年ぶりの「鷹山」復活です✨
鷹山は応仁の乱以前から巡行していた由緒のある山鉾で、「くじとらず」の大きな曳山でした。
ところが1826年の巡行で大雨にあい、懸装品を汚損したことを理由に翌年から巡行を見合わせました。
そして修復の目処が立たないまま、1864年の大火で大部分を焼失し、それから現在まで約190年もの間巡行を行わない「休み山」となりました。
その「鷹山」が今年の祇園祭で巡行に復帰します!
本当に楽しみですね!!
後祭にお越しの方は、ぜひキモノプロにもご来店下さい。
それでは今回の新作着物の紹介です。
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5才男の子の羽織・袴からご紹介。
これは江戸時代以降、5才男の子の成長を祝う袴着の儀の着用するきもので、現在では色や柄のバリエーションが豊富です。
キモノプロでも黒・紺・白だけでなく、青・水色・緑など新色を入荷しました!
品番:KD-61、62、63
フルセットレンタル料金:45,800円
肩揚げ料金はきもの・襦袢ともに3,300円
表地:正絹、裏地:ポリエステル
地色は三枚すべて同色・品のある水色で、柄が兜・打ち出の小槌・宝船と違うものです。
ただ正面から見ると装いはほぼ同じです↓
お色目が気に入られた方は、背中の柄の好みのものを選んでください。
品番:KD-61 柄:兜に宝尽くし
兜はこどもの大切な頭を守ることから邪気や災難から守ってくれる象徴です。
「邪気や厄災から男の子を守り、丈夫で健康に成長するように」という願いが託されています。
宝尽くしは、ざっくりいえば縁起の良い色々な宝物です。
この宝物の本は中国からで、室町時代に日本に伝わり日本風にアレンジされて宝尽くし文様となりました。
品番:KD-62 柄:打ち出の小槌、宝尽くし
打ち出の小槌は、財宝を打ち出し、願いをかなえてくれる槌です。
よく昔話にも出てくるこの小槌は、槌は杭を打つことから、武士が敵を「討つ」ことに通じるとして、江戸時代初期より武家の家紋
にもなっているおめでたい柄です。
品番:KD-63 柄:宝船、宝尽くし
お正月によく見る宝船は、れは悪い夢を流すという「夢祓えの船」が原型だそうです。
新しい旅立ち・門出を表し、 沢山の米俵や宝物が積んであることから、一生モノに困りませんようにという願いも込められています。
いかがでしたか?
もし、気に入られた柄がございましたら、お気軽にご連絡ください。
次回も5才男の子の新作着物をが紹介しますので、ぜひご確認ください。