きものの文様(もんよう)の話
「宝尽くし」の柄について
宝尽くし文【たからづくしもん】
宝物を集めた文様です。
福徳を呼ぶ吉祥文様として晴れ着などに多く使われています。
宝物とは
宝珠【ほうじゅ】:おもいのままになる
隠れ蓑・隠れ笠【かくれみの・かくれがさ】:体が隠れる
打出の小槌【うちでのこづち】:打てば宝がでてくる
鍵【かぎ】:大切なものを守る土蔵の鍵
金嚢【きんのう】:砂金や金貨を入れる
宝巻・巻軸【ほうかん・まきじく】:ありがたいお経の巻物
筒守【つつまもり】:宝巻・巻軸を入れる物
分銅【ふんどう】:金を計る
丁子【ちょうじ】:仏宝(貴重な薬・香料)
花輪違い【はなわちがい】(七宝)
この他にもありますが、それらの中から組み合わせて使用し宝尽くしといいます。
文様の中からそれぞれの宝をさがしましょう?ウォーリーを探せのように・・・・楽しくなりませんか!
現代の宝といえばなんでしょうか?車、高級時計、宝石かな・・・などでは文様にできますかね?
組み合わせて創る文様を楽しみましょう。
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