手持ちの着物の持っていき方

手持ちの着物の持っていき方

皆様こんにちは!

今回は、お手持ちの着物一式を持っていく際のことをお話ししたいと思います。

KIMONO-PROでは京都にある店舗にて、お着付けもさせていただいております。
レンタル屋さんではありますが、お客様ご自身のきものをお着せすることも多数。
自分の着物があるなら、機会があるなら着たいですよね。

お持込の着物の場合、事前にきもの一式をお持ちいただくか、郵送していただくかでお願いしています。
理由は、事前にきちんとそろっているかチェックしたいから。
当日持ち込みで、「あっ!肌着がない!!」とかになると、あわててしまったり、余計な出費がかかったりしてしまいます。
それを防ぐために、事前にお持ちいただけるようにお願いしています。
おそらく、これはほかの店舗さんでも同じだと思います。

そして、着物を持ち込んでいただいたとき、「もっとこうしたらいいのに・・・」と思うこともたくさんあるのです。
それを今回はお話ししようと思います。

もっとこうしたらいいのに・・・その1。

たとう紙とは、きものや帯を保管するときに使うもの。
このたとう紙ごとお持ちいただく方がいらっしゃいますが、これはあまりオススメしません。

理由1はたとう紙が折りたたむことでぐちゃぐちゃになってしまうから。
理由2はかさばって荷物がより多くなってしまうから。

イベント事では通常でも荷物が多くなったり、増えたりするもの。なるべく荷物をコンパクトにするため、きものや帯、帯締めや帯揚げなど、風呂敷にまとめて包んでしまいましょう。
風呂敷に包めば汚れの心配もありませんし、小分けに包めば整理整頓もしやすいです。

紐やコーリンベルトなど、小物はメッシュの袋(旅行などで使うようなもの)にまとめるのも手ですね!!

もっとこうしたらいいのに・・・その2。

草履やバッグの箱は、持ってこない。

その1にも通ずるところがあるのですが、荷物を減らすため、草履バッグも箱から出して持っていきましょう。
草履はビニール袋に入れたり、バッグは風呂敷などでくるんで、つぶれないように気を付けて梱包してくださいね。

草履バッグの箱があっても、ジャマになるだけ。
草履バッグの箱だけでなく、半衿が入っているビニール袋や帯締め・帯揚げの箱なども同様です。

荷物はなるべく少なく!!これが鉄則。

もっとこうしたらいいのに・・・その3。

きもの一式はスーツケースにいれたら便利!!

きものや帯などを入っている箱ごとどーーーんとお持ちいただく方も多いのですが、
それよりか大き目のスーツケースにひとまとめにして持っていく方が断然オススメです。

特に電車やバスの移動がある際はなおさらですね。

またひとまとめにすることで、着付け会場などで荷物の一部が迷子になるのも防げます。
会場側からしても、ひとまとめにされている方が扱いやすいので、ありがたいのです。

いかがでしょうか?

大切なお着物なので、私共も、他の会場さんも、丁寧に扱っております。

万が一でも何かがなくなったりしないよう、細心の注意をはらっております。

なので、なるべくなら荷物はひとまとめにしてもらえる方が、扱いもしやすいですし紛失も防ぎやすいのです。

着付けに必要なもの以外は、なるべく持ってこない。荷物はコンパクトに。

皆様のご協力、よろしくお願いいたします!!

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