きものの文様(もんよう)の話 「短冊」「色紙」「団扇」の柄
短冊文【たんざくもん】
短冊とは和歌や俳句などを書く細長い厚紙のことで、
その紙に植物などを描いて文様として表現しています。
木に短冊を下げたような文様もあります。
https://kimono-pro.com/tomesode/list/23-319.html
https://kimono-pro.com/tomesode/list/t-23-311.html
https://kimono-pro.com/tomesode/list/t-327.html
色紙文【しきしもん】
短冊と同じく和歌や俳句や絵を描く厚紙で、
方形のものを色紙と呼びます。
中に草花や風景を書き入れて文様化しています。
形を重ねたり、間に枝や蔓を配して柔らかい形に見せています。
https://kimono-pro.com/tomesode/list/t-424.html
https://kimono-pro.com/tomesode/list/t-461.html
https://kimono-pro.com/tomesode/list/t-462.html
https://kimono-pro.com/tomesode/list/t-340.html
https://kimono-pro.com/tomesode/list/t-23-312.html
団扇文【だんせんもん】
団扇は中国から伝わったもので
奈良時代に儀礼用に使われていました。
楕円形の上部にくびれが入った形の中に模様を埋め込んで
文様としています。
https://kimono-pro.com/tomesode/list/i-141.html
●短冊や色紙、団扇のなどを形取りその中に別の草花や風景を織り込む工夫が
柄を華やかにしていますね。それがこの文様の素敵な所です。
一つ一つ中の模様を確かめるのが楽しいですね。