着物の寸法について

着物の寸法について

着物は幾分かは着付けでサイズ調整ができますが、

着物を美しく装うためには自分の体に着物のサイズがあっていることが望ましいです。

着物のサイズ合わせに必要な寸法とそのはかり方をご紹介します。

 

身丈(みたけ)、着丈(きたけ)

身丈は着物の長さ“着丈”は着付けた際のきものの長さで、

男性の場合はお端折がないため“着丈=身丈”となります。

男性は
直立し、首の後ろ中央部の骨の突起(頸椎点)から

かかとの中央部分までをまっすぐに計ります。

女性は
“身長=身丈”が一般的です。

裄丈(ゆきたけ)◆

首の付け根に当たる部分から、肩を通って袖口までの長さが「裄丈(ゆきたけ)」です。

※着物では肩巾(背中心から肩先まで)+袖巾が裄丈になります。

 

袖丈(そでたけ)◆

袖丈は袖の上下の長さです。
この長さはお好みによるところが大きいのですが、

一般に身長155cm~165cmで49cm(1尺3寸)程、

それ以上(以下)の身長の場合は5分~1寸程足し(引き)ます。
※既製品はほぼ49cmです。

 

前巾(まえはば)◆後巾(うしろはば)◆

前巾、後巾は腰回り(ヒップ)から割り出します。

※着物の長さの単位は1尺=10寸=37、8cm/鯨尺 です。

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